リアン「リアンと」
みう「みうの」
リアン&みう「にゃんらじ~。」
リアン「みなさんこんにちは。にゃんらじパーソナリティのリアンです。」
みう「みなさんこんにちは。にゃんらじパーソナリティのみうです~。」
リアン「この番組はカメラの事についてお話する番組です。」
みう「今回は冬のイルミネーションでの写真を撮る時の話だよー!」
リアン「冬のイルミネーションの撮影で大切なことは・・・。」
みう「大切なことは?」
リアン「防寒対策です!」
SE:びしっ!
みう「えぇー!Σ( ̄□ ̄;;;」
リアン「とっても大事ですよ。」
みう「そ、そうだけどぉ。」
リアン「先ずは寒さに耐えられないと写真も撮れませんから怠らないでください。
冬のイルミネーションは都心部でも10度以下になる事がありますので、
寒さに弱い人は使い捨てカイロを用意するなり各自工夫で寒さに備えてください。」
みう「ちなみにあ~るさんは?」
リアン「ダウンジャケットの下にはフリース。マフラーに手袋にイアーマフ(耳当て)。
だいたいこの服装が基本ですね。
榛名湖のイルミネーションなど寒い所での撮影は-5度くらいになりますから、
使い捨てカイロに遠赤外線の繊維が練り込まれている保湿靴下に靴はスノトレ・・・、
スノートレッキングとも呼ばれています保温性の高い靴を履いてますしね。」
みう「あ、『雪面の飛び魚』の事だね。」
リアン「??」
※『雪面の飛び魚』水曜どうでしょうで出てくるスノトレの愛称
リアン「そんな重装備でもしないと寒さに耐えられなくなるので写真を撮るのもままなりせんからね。」
みう「確かにそうだよね、まずは寒さに耐えられないと撮影は出来ないもんね(^^;」
リアン「さて、寒さ対策したのでどうやって写真を撮っているかの紹介です。」
みう「うん。」
リアン「『あ~るのドール散財日記』ではイルミネーションとドールを一緒に写す時は、
内蔵ストロボやクリップオンストロボ(外付けフラッシュ)を発光させて撮っています。」
みう「うん。」
リアン「ですのでストロボを発光させて撮影する方法になります。
少しでも参考になれば良いなと思います。」
リアン「ストロボを発光させるのでカメラにはストロボディフューザーを付けています。」
みう「一眼レフ、ミラーレス一眼の入門機なら夜景人物、
夜景ポートレートなどのモードで撮るとストロボ発光になるよ!」
リアン「ですがF値を変えられなかったりシャッタースピードも変えられないので、
M(マニュアル)モードで撮影しないと、被写界深度を上手に表現できませんしね。」
みう「かげとり君(Kenko『ストロボディフューザー影とり)と、」
みう「ぽわぽわ(Kenko『ストロボディフューザーL』)だね。」
リアン「です。
なぜストロボディフューザーを付けるのかはこちらの日記を参照にしてくださいね。
【ドール日記】一眼レフデジカメのストロボでレンズの影(ケラレ)が出ないようにするには?【にゃんらじ】」
みう「つまりストロボの光でレンズのケラレが出ない様にしないといけないんだよね。」
リアン「ドールはサイズが小さいですので、
広角側での撮影、例えば標準レンズでの18mm(35mm換算28mm)ではストロボを発光させるとケラレてしまいます。
それを予防するためと柔らかい光にするためにドールを一緒に撮影するときはディフューザーを付けるようにしています。」
みう「他の機材は?」
リアン「あ~るさんの場合は基本手持ちでの写真ですので三脚やレリーズケーブル、
リモコンシャッターは使用しません。」
みう「カメラの性能頼りなんだね(^^;」
リアン「ドールを人目につかない様に撮るには一瞬で勝負を決めないといけないですからね(^^;」
リアン「それでは色々と写真の説明をしていきたいと思います。」
リアン「まずこちらの写真はイルミネーションを撮った時のケラレの写真です。
18mm-55mm標準レンズで18mmの画角での撮影でディフューザーなしで撮りました。」
リアン「こちらは35mmにズームして撮りましたのでケラレは見られません。」
みう「そのかわり写る背景が少なくなるんだね。」
リアン「ですのでストロボを使用して広角で撮りたいときはディフューザーは必要になります。」
みう「ディフューザーが無い時にケラレないようにするには望遠側、35mm(35mm換算約50mm)で撮ると安心って感じだね。」
リアン「両方ともISO感度は160。シャッタースピードは1/10秒。
F値は18mm側は3.5。35mm側は4.5。
内臓ストロボで-0.7で発光させてます。
撮影モードはM(マニュアル)です。
では次の写真です。」
リアン「こちらはタムロン製10mm-24mmの超広角レンズでの撮影です。
15mmの画角にかげとり君を付けて撮ってます。
ISO感度1600、F値4.5、シャッタースピード1/15秒
内臓ストロボ-0.7 スローシンクロ。
撮影モードはAv(絞り優先)で撮影してます。」
みう「うん。」
リアン「こちらが同じ15mmの画角です。」
みう「むむ?背景のイルミネーションがはっきりわかるよ!」
リアン「では撮影時の状態ですが、
かげとり君を付け、
ISO感度6400、F値22、シャッタースピード1/40秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光
撮影モードはM(マニュアル)で撮影してます。」
みう「ISO6400?!F値22??!!」
リアン「高感度を利用してF値を22にしても手振れが起きないシャッタースピードを維持したというわけです。」
みう「確かに背景をぼかさないで撮る方法はF値を22とか絞らないとだめだからね(^^;」
リアン「最近のカメラであればある程度の高感度で撮影してもノイズは許容範囲として見れるようになってますのでそれを利用しない手はありませんし、
イルミネーションの形状が分かるような写真を撮りたい人にはこういう撮影が有効かと。」
みう「確かに。」
リアン「では次の写真です。」
リアン「こちらはタムロン製10mm-24mmの超広角レンズで画角は16.9mm。
かげとり君を付け、
ISO感度1600、F値4.0、シャッタースピード1/15秒
内臓ストロボ-0.7 スローシンクロ
撮影モードはAv(絞り優先)で撮影してます。」
みう「イルミネーションが良い感じにボケてるよね。」
リアン「こちらは同じく16.9mmの画角でかげとり君を付け、
ISO感度6400、F値29、シャッタースピード1/40秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光
撮影モードはM(マニュアル)で撮影してます。」
みう「こんなにも違うんだね。木のイルミネーションの形や丸いイルミネーションのLEDが良くわかるね。」
リアン「では次の写真です。」
リアン「こちらのライリですが、標準レンズ18mm-55mmでの撮影しました。
21.3mmの画角にかげとり君を付けて撮ってます。
ISO感度400、F値4.0、シャッタースピード1/6秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光。
撮影モードはM(マニュアル)で撮影してます。」
リアン「こちらは標準レンズ18mm-55mmでの撮影で、
21.3mmの画角にかげとり君を付けて撮ってます。
ISO感度6400、F値22、シャッタースピード1/40秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光。
撮影モードはM(マニュアル)で撮影してます。」
みう「比べると背景のイルミネーションの差がはっきりとわかるね。」
リアン「イルミネーションをもう少し明るく写した写真はこちらです。」
リアン「標準レンズ18mm-55mmでの撮影です。
21.3mmの画角にかげとり君を付けて撮ってます。
ISO感度6400、F値22、シャッタースピード1/8秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光。
撮影モードはM(マニュアル)で撮影してます。」
みう「さっきの写真との違いはシャッタースピードだけどイルミネーションの写り方がかわるねー。」
リアン「このようにISO感度を上げF値を絞る(F値22等)と背景のイルミネーションとドールをぶれずに写せます。」
みう「いままでの写真は手持ち撮影なんだよね?(^^;」
リアン「ドール撮影は如何に人目につかずに迅速かつピンボケしない様に撮影しないといけませんので、
カメラの性能を有効に使わない手はないですからね(^^;
では次は超広角レンズを使ってみましょう。」
リアン「こちらはこちらはタムロン製10mm-24mmの超広角レンズで画角は10mm。
かげとり君を付け、
ISO感度3200、F値20、シャッタースピード1/6秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光
撮影モードはM(マニュアル)で撮影してます。」
リアン「こちらはタムロン製10mm-24mmの超広角レンズで画角は17.5mm。
かげとり君を付け、
ISO感度3200、F値20、シャッタースピード1/8秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光
撮影モードはM(マニュアル)で撮影してます。」
みう「最大の違いは画角の違いだね。」
リアン「2枚の写真を比べて違いがわかるのがレンズのゆがみだと思います。」
みう「確かに1枚目のリアンちゃんの右手はゆがんで見えるもんね。」
リアン「超広角レンズですとこのようにポーズに変なパースが付いてしまうので写す被写体を選びますし、
ポーズも考えないといけなくなります。」
みう「風景写真は良いけど人物とかドールとか被写体が手前にあると使いにくくなるんだね。」
リアン「超広角レンズと言うのはそういうレンズだと理解して撮影するといい写真も撮れますので面白いレンズですね。
では次の写真は撮影距離(レンズと被写体の距離)は同じで画角を変えて撮影してます。」
リアン「こちらはタムロン製10mm-24mmのレンズの17.5mmの画角です。
かげとり君を付け、
ISO感度3200、F値20、シャッタースピード1/8秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光
撮影モードはM(マニュアル)」
リアン「続きましてこちらはタムロン製10mm-24mmのレンズの10mmの画角です。
かげとり君を付け、
ISO感度3200、F値20、シャッタースピード1/8秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光
撮影モードはM(マニュアル)」
みう「まるでズームパンチだよー(^^;」
リアン「ズームパンチ?」
みう「ジョジョの奇妙な冒険で出てくる必殺技だよ!」
リアン「・・・。
では次はF値を変えてみましょう。」
リアン「タムロン製10mm-24mmのレンズの10mmの画角です。
かげとり君を付け、
ISO感度3200、F値3.5、シャッタースピード1/8秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光
撮影モードはM(マニュアル)」
みう「手前のイルミネーションが『シュッ』ってなってるね。」
リアン「こちらはタムロン製10mm-24mmのレンズの17.5mmの画角です。
かげとり君を付け、
ISO感度3200、F値4.5、シャッタースピード1/8秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光
撮影モードはM(マニュアル)」
みう「イルミネーションの『シュッ』がなくなったね。」
リアン「このようにF値が開放側(2.4や3.5等)の時はレンズの端に写っているものは流れているような写り方をします。」
みう「それを理解しないとそういう写真しか撮れないんだね(^^;」
リアン「では同じくF値を解放側にして同じ撮影距離(レンズと被写体の距離)で画角を変えてみましょう。」
みう「まさにズームパンチ!!」
リアン「タムロン製10mm-24mmのレンズの10mmの画角です。
かげとり君を付け、
ISO感度3200、F値3.5、シャッタースピード1/8秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光
撮影モードはM(マニュアル)」
みう「F値を変えるとピントの合う範囲が解放だと狭くて絞ると広くなるから手前にある手がピンボケしちゃうんだね。」
リアン「そうですね。なので変な感じに見えてしまいますね。」
リアン「こちらはタムロン製10mm-24mmのレンズの18.5mmの画角です。
かげとり君を付け、
ISO感度3200、F値4.5、シャッタースピード1/10秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光
撮影モードはM(マニュアル)」
みう「背景がボケる写真の画角としては18mmが限界な気がしてきたよ(^^;」
リアン「被写体のレンズでのゆがみ、背景のゆがみを考えるとAPS-Cでは18mmがぎりぎりかもしれませんね。
では次の写真です。」
リアン「こちらは標準レンズ18mm-55mmで、
26.3mmの画角にかげとり君を付けて撮ってます。
ISO感度3200、F値4、シャッタースピード1/10秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光。
撮影モードはM(マニュアル)で撮影してます。」
みう「背景がボケて良い感じだねー。」
リアン「続きましてこちらは標準レンズ18mm-55mmで、
26.3mmの画角にかげとり君を付けて撮ってます。
ISO感度3200、F値29、シャッタースピード1/8秒
内臓ストロボ-0.7 強制発光。
撮影モードはM(マニュアル)で撮影してます。」
みう「つまりまとめると、
F値とISO感度上手に使うとイルミネーションをぼかしたりちゃんと写したりできるんだね。」
リアン「F値の操作は基本ですから応用で色々と撮れるという事ですね。」
リアン「ISO感度を上げるとノイズが入る。
F値を絞ると輪郭がぼやける、シャープに写らない。シャッタースピードが速くできないのでぶれやすい。
などのネガティブな事もありますが写らないよりは良いと考えてます。」
みう「そうだよね。手振れしちゃってまともに写らないなら多少ノイズがあっても写っている方が良いもんね。」
みう「高感度ノイズがあったって♪輪郭がもやっっとしたって♪そーれはそれー♪
寒さに負けるなー!すすめーK5ー♪
それが私のカメラ道(みち)だね!」
リアン「カメラ道(みち)?」
みう「それでは今回はここまで!」
リアン「なんですかカメラ道って?!」
みう「この番組のお相手はみうと」
リアン「リアンでした。」
リアン「それでは皆さん素敵なカメラライフを。」
みう「せーの」
2人「ばいばーい」
【提供クレジット】
みう「この番組はドール大好きみなさんの提供でお送りしました♪」