ちさ「まいどおなじみ、流浪の番組ふわどきラジオです。
で、なぜ白河駅?」
ころん「ラーメンを食べに。」
ちさ「・・・。え?わざわざ4時間近くかけて?」
ころん「ほら、18きっぷって5回分だから1日あまりやすいんだよね。
で、そんなに遠くなく比較的快適に移動でき、なおかつ日頃行かない観光地に行こうかと。」
ちさ「で、ここなのかい?」
ころん「うん。ネットで調べたらお城があったりラーメンとお蕎麦が有名らしいからちょうど徒歩で散策するには良いかなって。」
ちさ「なるほどね。」
ころん「んでは早速観光案内にいってラーメンのお勧めなお店を教えてもらおう。」
ちさ「ふわどき奥の細道の鉄則パターン。観光案内で色々聞こうだね。」
ころん「いつのまに奥の細道に?(笑)」
ちさ「ブギウギだからね(笑)」
ちさ「あ、本当に奥の細道だった(笑)」
ころん「わはははは(笑)」
【観光案内所内】
ころん「すいませーん。お勧めのラーメン屋さんってあります?」
観光案内の人「えーと、このとら食堂がお勧めですね。」
ちさ「ここから歩いてどのくらいです?」
観光案内の人「・・・。8キロあるので徒歩では厳しいかと(^^;」
ちさ「8キロ?!Σ( ̄□ ̄;;」
ころん「徒歩で行ける範囲でのお勧めはあります?(^^;」
観光案内の人「でしたら田中屋さんのワンタンメンがお勧めですね。リピーターも多いそうですし。」
ころん「よし!そこにしよう。」
ちさ「どうもお有難うございました。」
観光案内の人「いってらっしゃい。」
ちさ「そんなわけで田中屋さんです。」
ころん「白河駅から大体10分位で着いたっぽい?(笑)」
ちさ「毎度いい加減ですいません(^^;」
ちさ「ワンタンメン!」
ころん「ワンタンが大きいね」
ちさ「ワンタンが薄くて大きくて意外と量もあってこれは良いね。」
ころん「味もどちらかと言うと薄味かな?麺もワンタンも素朴な味だから変に主張してないし。
特徴があまりない分、あっさり目のラーメンかな?」
ちさ「あくまで個人の感想です!(笑)」
ちさ「ご馳走様でしたー。」
ころん「では食後に気になるお店に行ってみよう!」
ちさ「どこ?」
ころん「メンチカツとかコロッケを売ってるってお店の看板があったんだね。」
ちさ「まだ食べるのか(笑)」
ころん「ここだねー。」
ちさ「日曜日定休・・・。」
ころん「がっかりーん。」
ちさ「定休日は仕方ないよね(^^;」
ころん「じゃあ観光でもしますかね。」
ころん「うーん。思ったよりも駅前は観光するところは無いんだなぁ。」
ちさ「何とか跡って看板はあるけど、どこにあったのか、どれがそうなのかもいまいちわからないし、
私有地だから入れないとかだし、城下町の名残もほとんど分からないんだねぇ。」
ころん「車で移動できればそれなりにありそうだけども駅前はラーメンやお蕎麦を食べてお城を見に行く位かなぁ。」
ちさ「ではお城に行ってみようか。」
ちさ「ん?ころんちゃん。あそこにある灰色の建物はなんだい?」
ころん「あ、そうそう。実は2011年の震災の被害でいま改装中なんだって。」
ちさ「なんと!」
ころん「だから本当にラーメンを食べに来たって感じなんだよね(笑)」
ちさ「こればかりは仕方がないものねぇ(^^;」
ころん「折角だから下まで行ってみるよ。」
ちさ「うん。」
ちさ「駅の近くの地下通路を抜けて・・・。」
ちさ「すぐ見えてくるね。」
ころん「線路はさんで隣だものね。」
ちさ「門を抜けて・・・。」
ちさ「工事中のお城に到着!」
ころん「まぁ、工事中なんてめったに見れないから逆に珍しいものが見れたって考えよう(^^;」
ちさ「そういう考え方もあるね(^^;」
ちさ「工事内容はこういう感じなんだね。」
ころん「さて、リアンちゃんに頼まれた写真を撮るかな。」
ちさ「ん?どんな写真を頼まれたの?」
ころん「それはにゃんらじまでのお楽しみって事で(笑)」
ちさ「ちぇっ(笑)」
ころん「へー。こうなるんだね。」
ちさ「気になるなぁ(^^;」
ころん「それにしても朝の雨がウソのような青空だねぇ。」
ちさ「だね。」
ちさ「さて、白河駅に戻ってきました。」
ころん「12時について14時25分の電車に乗るから大体2時間ちょっといた感じだね。」
ちさ「いろいろ撮影していたみたいだから、食事してお城の中を見学したらおんなじ時間かも。」
ころん「かもね。」
ころん「これに乗って黒磯まで行くよー。」
ちさ「約30分ほどで黒磯駅に着きました。」
ころん「やっぱり18きっぷが使える最後の日曜日だから混んでたねぇ(^^;」
ちさ「乗った時に立ってた人も居たけど、ぎりぎり座れたかよかったよ(^^;」
ちさ「鉄則の観光案内が無かったので地図を見つつどこに行こうか決めないとね。」
ころん「次の電車まで1時間半位だからあんまり遠くに行けないからなぁ。」
ちさ「黒磯神社ってあるね。」
ころん「あ、那珂ちゃんだ。」
ちさ「・・・。那珂川があるね。」
ころん「よし、神社を参拝したら那珂ちゃんに会いに行こう。」
ちさ「はーい。」
ころん「黒磯神社につきました。」
ちさ「駅から5分位かな?」
【参拝中】
ちさ「参拝してきました。」
ころん「境内の写真は無いのであしからず。」
ちさ「思わず寄っただけでしたが、太平洋戦争戦没者慰霊碑もあり、手を合わせてきました。」
ころん「では那珂川が見える所まで行くよー。」
ちさ「へー。巻狩鍋って言うのが黒磯名物なんだね。」
ころん「お肉がいっぱいの鍋なのかな?」
ころん「あ、ねこーねこー。」
ころん「那珂ちゃん到着―!!」
ちさ「黒磯神社からだいたい15分位歩いたかな?」
ころん「んでは橋の写真を撮りますか。」
ちさ「こちらは那珂川にかかっている晩翠橋です。」
ころん「ここも工事中(笑)」
ちさ「今日は工事中に縁があるねぇ。」
ころん「えーと、そろそろ戻らないと食糧調達とお土産を買う時間が無くなるかな?」
ちさ「夕飯は車内?」
ころん「途中下車しないし、駅にはニューデイズしかなくてお弁当も普通のだけだったから、
ヨークベニマルで何か買うかあぁ。」
ちさ「地元のスーパーで扱ってるお弁当とか美味しそうだしね。」
ころん「まぁラーメンがまだ残ってるからそんなに食べれなさそうだけどね(笑)」
ちさ「言えてる(笑)」
ころん「雨上がりの後の水たまりに写る青空って言うのも良いもんだねぇ。」
ころん「さて、まだ16時前だからお弁当じゃなくてサンドウィッチと惣菜のから揚げを購入。
お土産を買いにここ、明治屋さんに来ました。」
ちさ「信号を渡って駅の前にあるからすぐ移動できるしいいね。」
ころん「洋菓子?」
ちさ「温泉まんじゅうのお土産屋さんだよね?」
ころん「とにかく入ってみるか(笑)」
【店内】
ころん「奥にケーキのショーケースがありました(笑)」
ちさ「まんじゅうケーキ?」
ころん「なんだろうね?(笑)」
ちさ「すいませーん。このまんじゅうケーキってどういうケーキですか?」
店員「これは餡子をクリームに混ぜたのをスポンジで挟んで、イチゴみたいに乗っかっているのが温泉まんじゅうと同じ皮を使って乗せてるんです。」
ころん「ここで食べることもできるんですか?」
店員「出来ますよ。」
ころん「いやぁ、表に洋菓子って書いてあるのに表からはまんじゅうとお土産しか見えないからどこに洋菓子があるのかって思ってたんですよ。」
店員「あ、確かにそうですよね。」
ころん「外にケーキの写真とか撮って中で食べれますよとか書くと観光客も買いやすいかもしれないですね。」
店員「ちょっと相談してみますね。」
ころん「折角まんじゅうケーキって言う、おもしろケーキがあるんだし(笑)」
店員「ですね(笑)」
ちさ「てなわけでまんじゅうケーキを車内で食べるため買ったのと、お土産にとちの実せんべいを買いました。」
ころん「とちの実せんべいって岐阜県のお菓子ってイメージがあったんだけど、
やっぱり栃木県だけにとちの実せんべいが売ってるんだねぇ。」
ちさ「きな粉っぽい感じの味がして美味しいんだよねぇ。」
ころん「確か平湯温泉に行った時に初めて食べた気がするんよ(笑)」
ちさ「あ、そうか。平湯温泉は岐阜県だったね(笑)」
ころん「上高地に行くときに平湯温泉に行ったからね(笑)長野っぽいイメージがあるけど岐阜県だよ(笑)」
【黒磯駅 ホーム】
ちさ「これに乗って帰るよー!」
ころん「もちろん18きっぷでも使えるグリーン車に乗ります(笑)」
ちさ「最低限の快適さを求めないとねぇ(^^;」
ころん「殆どは宇都宮始発なんだけど、何本かは黒磯始発があるのでグリーン車が使えるんだよ。
ただグリーン券発売機はホームには無くて、
改札の外にある券売機でグリーン券を購入しないとだめだから、
一度下車しなきゃいけないのが難点かな(^^;」
【車内】
ちさ「さて、これがまんじゅうケーキです!」
ころん「まんじゅうが乗ってる(笑)」
ちさ「味は餡子クリームは甘すぎず餡子の味も良い感じでございました。」
ころん「あくまで個人の感想です(笑)」
【車内 16時59分】
ころん「こう、夕暮れ時の西日が当たる時間帯のこういう田畑に写る車両の影って好きなんだよねぇ。」
ちさ「のどかだよねぇ。」
【車内 18時7分】
ころん「お。月がきれいだねぇ。」
ちさ「窓越しでもなんとか撮れるんだね。」
ころん「さて、まだまだ乗るから少し寝ようか(笑)」
ちさ「だね(^^;何だかんだと歩いたしねぇ。」
【18きっぷで行く白河・黒磯の旅 完】
ガタンゴトン、ガタンゴトン・・・。